無機合成研究施設創設60周年(クリスタル科学研究センター20周年)記念会を開催

　令和5年11月4日（土）、大村智記念学術館において、クリスタル科学研究センター主催「無機合成研究施設創設60周年(クリスタル科学研究センター20周年)記念会」（後援：山梨工業会）を開催しました。
　これは、同センターの前身である無機合成研究施設の創設60周年と同センター20周年を記念して開催されたもので、当日は下記の講演が行われました。
■講師・演題
　・綿打 敏司 クリスタル科学研究センター センター長
　　「これまでの活動と今後の展望」
　・丸山 祐樹 同センター助教
　　「新しい二次電池の創出を目指した機能性酸化物単結晶に関する研究」
　・原　康祐 同センター准教授
　　「シリサイド薄膜結晶の作製と太陽電池応用」
　・佐藤 元樹 氏　(ウエスタンデジタル合同会社、平成15年3月卒)
　　「クリスタル研での研究活動と半導体プロセスエンジニアとしての現在」
　・水本 勝也 氏　(リバーエレテック株式会社 、平成6年3月卒)
　　「水晶タイミングデバイスを支える技術」
　・田辺 英義 氏　(京セラ株式会社 、平成5年3月卒)
　　「無機合成から飛び込んだ結晶成長の産業界」

　参加者からは、「センターの方や来賓の方の話を聞いたり、参加者の皆さんといろいろ話をすることができ、とても楽しい時間となった」「大学の研究理論がベースとなって、各企業の技術力の発展があることを改めて認識した」等の感想が寄せられ、有意義な会となりました。

　　　　　綿打センター長による説明


　　　　　　　講演する丸山助教


　　　　　　　講演する原准教授