武井貴弘クリスタル科学研究センター教授が公益社団法人日本セラミックス協会「学術賞」を受賞

2024年06月20日 研究

令和6年6月7日(木)にコートヤード・マリオット銀座東武ホテル(東京都中央区)で開催された公益社団法人日本セラミックス協会表彰式において、武井貴弘クリスタル科学研究センター教授が「第78回(2023年度)日本セラミックス協会学術賞」を受賞しました。
 この賞は、セラミックスの科学・技術に関する貴重な研究を行い、その業績が特に優秀なものに授与されます。今回の受賞は「ソフト化学に基づく層状化合物の構造制御と新規機能材料への展開」に関する武井教授の研究に対して贈られたもので、ソフト化学的手法によって種々の層状化合物に機能性を付与する研究であり、光触媒や希土類回収、大容量キャパシタやアンモニア分解水素発生触媒技術など様々な応用が期待されています。
 武井教授は「これまでの層状化合物へのソフト化学による機能性材料創成に関する一連の研究成果を評価いただき、大変光栄です。今後も研究活動に精進していきたいと思います」とコメントしています。