新奇超伝導体に特殊なスピン電子構造を発見 -スピントロニクスデバイス開発と超伝導研究に新たな光-

2017年12月26日 研究

広島大学放射光科学研究センターの奥田太一教授、宮本幸治助教、広島大学大学院理学研究科博士課程3年の Wu Shilong らの研究グループは、広島大学大学院理学研究科木村昭夫教授と山梨大学大学院附属クリスタル科学研究センターの長尾雅則助、綿打敏司准教授、田中功教授らの研究グループと共同で、最近発見されたランタン(La)と酸素(O)およびビスマス(Bi)と硫黄(S)からなる、超伝導を示す層状化合物中に隠されたスピン偏極電子状態が存在する事を発見しました。

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