修士課程工学専攻先端材料理工学コース1年の大神田康平さんが第38回日本セラミックス協会関東支部研究発表会で奨励賞を受賞

2022年09月17日 教育

令和4年9月7日(水)~8日(木)、さいたま市大宮ソニックシティで開催された第38回日本セラミックス協会関東支部研究発表会において、修士課程工学専攻先端材料理工学コース1年の大神田康平さん(指導教員:丸山祐樹 助教)が奨励賞を受賞しました。同賞は、審査対象の口頭発表 41 件の中から厳正な審査の結果、優秀な発表に対して贈られるものです。受賞題目は「結晶組成を制御した Li3xLa2/3-xTiO3 単結晶の育成と評価」で、高性能で安全性の高い全固体リチウムイオン二次電池の開発が求められている中、固体電解質材料として期待されている Li3xLa2/3-xTiO3 について、結晶組成を制御した単結晶を育成することに成功し、単結晶を用いてそのイオン伝導特性を調べ、組成がイオン伝導特性に与える影響を明らかにしました。受賞した大神田さんは、「奨励賞を頂き、大変嬉しく思います。日頃からご指導頂いた丸山祐樹先生をはじめ、長尾雅則先生、綿打敏司先生、田中功先生、研究室のメンバーに心から感謝申し上げます。今回の受賞を励みとして、より一層、研究活動に注力していきたいと思います」とコメントしています。


受賞した大神田さん

※第38回日本セラミックス協会関東支部研究発表会 HP
 公益社団法人日本セラミックス協会 関東支部