121号室 主に単結晶製造装置があります。
四楕円型赤外線集光加熱炉(その1) 四楕円型赤外線集光加熱炉(その2)
四楕円型赤外線集光加熱炉(その3) ドーナツ型赤外線集光加熱炉
この装置は当研究部門に現存する最も古い単結晶製造装置です。
しかし、単結晶育成上の支障はなく、学生の間では人気のある装置です。
一つ回転楕円体の形をしたミラーにある二つの焦点の内、一方に、加熱ランプ(ハロゲンランプ)を配置し、他方に、試料を配置するようになっています。ランプから発せられる光が試料部分に集光し、加熱する仕組みになっています。
人工鉱物研究部門 細谷助教授が主に使用されています。
このタイプの装置は2つの回転楕円体のミラーを持っています。それぞれに二つある焦点の内、一つに加熱用のランプが配置されています。各ミラーのもう一つの焦点が互いに重なるようにミラーの位置が調節され、重ね合わされた焦点に試料が配置されています。
回転楕円体のミラーの数が4つになったものです。
外見は双楕円型赤外線集光加熱炉と同じです。もともと双楕円型でした。炉体の故障を契機に四楕円型に改造しました。
同じ四楕円型ですが、この装置の場合、9.9気圧まで加圧した条件での単結晶育成が可能です。
リング状のランプの光をリングの中心で集光させて加熱する方式です。
98年3月修士修了広瀬靖之君がレーザー以外の部分を自作しました。
左写真の手前がYAGレーザー。右写真部分を広瀬君が製作しました。